ミル子
みなさん、こんにちは!
今回は、『エスプレッソ』という飲み物についてご紹介していきます。
みなさんは、エスプレッソを飲んだことがあるでしょうか??
初めて飲んだ方で、コーヒーとは比にならないあの独特な苦さに悶絶した方も多いでしょう(笑)
ちなみに私が初めてエスプレッソを飲んだ時も、
ミル子
と、あまりの苦さにその日一日中、顔が歪んだまま生活しておりました…。
このように、「エスプレッソはマズい!」「エスプレッソなんて美味しくない!」と思っている方はまだまだ多いはず。
そんな方のために、今回は少しでもエスプレッソの良さを理解できるように、
本場イタリアで愛されるエスプレッソのツウな飲み方
についてちょこっとご紹介していこうと思います!
今までアナタが飲んでいたエスプレッソは、エスプレッソ全体の内のほんの一握りしか知らなかったかもしれません…。
どうぞこの機会にエスプレッソの様々な楽しみ方を学んでみてくださいね♪
それでは参りましょう!
ミル子
目次
「エスプレッソ」の語源・由来
さて、まずはエスプレッソという飲み物を理解する上で、「エスプレッソ」という言葉の由来・語源について知っておきましょう。
一見、知らなくてもよさそうなことですが、知っておくとよりエスプレッソというものがどんな飲み物なのかを知るきっかけにもなりますよ♪
まずエスプレッソという言葉は英語で「急行」や「速い」を意味する「express」という単語に由来している言葉です。
新幹線などによく用いられる「エクスプレス」と同じですね。
よく見ると、「espresso(エスプレッソ)」も「express(エクスプレス)」も単語がよく似ています!
ではなぜ、「express」に由来しているのかと言うと、一説には以下のようなことが言われています。
まず、expressには新幹線がビューーっと通り過ぎるかのごとく「とても速い」という意味があります。
そして、エスプレッソという飲み物も通常のドリップコーヒーなどとは違い、エスプレッソマシンと呼ばれる専用のマシンを用いて圧力を一気にかけることで、とても短時間の内に抽出する、すなわち作り始めてから出来上がるまでの時間が非常に“早い”飲み物だということ。
エスプレッソをバリスタが作り始めて、出来上がる…そのスピードの速さがまるで新幹線のように速いことからそういう名が付けられたのではないか?
そのように言われているわけです。
また、他にもエスプレッソには「特別に・注文毎に」といった意味もあるそうで、1杯のエスプレッソを待つお客さんのためにバリスタが注文を受けるその都度、特別な気持ちで1杯1杯手作りするということから由来している、という説もあるそうです。
どちらにせよ、エスプレッソというたとえわずかな量のコーヒーの中にも、バリスタやコーヒーを栽培する人たちの様々な想いがたっぷりと込められている飲み物なのだと実感できます。
確かに、コーヒーの苦手な方にとっては、ただただ苦さばかりが強調されてしまうかもしれませんが、エスプレッソには苦味だけでなく事実コーヒーの旨みやコクといったものまで凝縮されているのです。
量は少ないかもしれませんが、一口でコーヒーの深みを味わえる飲み物としては、エスプレッソ以外に勝るものはないでしょう。
それでは、本場イタリア人は、あの濃厚な深みのあるエスプレッソをどのようにして楽しんでいるのでしょうか?
実際に見ていきたいと思います。
エスプレッソの本場イタリアで愛される“ツウ”な飲み方とは?
イタリアには「バール」と呼ばれるカフェが多数存在しています。
イタリア人は、もちろんエスプレッソをそのまま何も入れずに飲むのも大好きです。
エスプレッソに何かを入れて飲むなんて邪道!…そんな考え方の人すらいます。
しかし、一方で多くの人が愛する本場ならではの飲み方も♪
それをご紹介していきましょう。
『砂糖入りエスプレッソ』
代表的なのは、こちら。
1杯のエスプレッソにお砂糖(グラニュー糖)を1~2本入れて、その砂糖を溶かし切らないように(スプーンでサッと1~2周程度)軽〜くかき混ぜてから、エスプレッソをクイッと飲む方法です。
すると、わずかに甘みが加わったコク深いエスプレッソを楽しんだ上に、コーヒーに溶けきらなかった砂糖を最後にスプーンでデザート代わりにすくって食べるというツウな楽しみ方もできるのです。
このお砂糖がなんとも言えないほど激ウマ…♪
エスプレッソがたっぷり染み込んだお砂糖なので、どこかほんのり苦味を感じながらもしっかりお砂糖の甘みを堪能できる…。
まさに至福のひと時です♪
始めは、エスプレッソ1杯に300円近く払うのはもったいないと思っていましたが、確かにコレなら300円払ってもいいかも!と思える美味しさなので、イタリア人の気分を味わう意味でもやってみると良いかもしれません!
『エスプレッソコンパナ』
1杯のエスプレッソにホイップクリームを乗せる…。
たったそれだけですが、味わいがまろやかになり一気に飲みやすく、そしてデザート感覚で楽しめるのがこちらの飲み方です。
ホイップ付きなので、女性にも人気のある飲み方ですね。
みなさんご存知スタバさんには、正式メニューとしてこの『エスプレッソコンパナ』が置いてあります。
また、タリーズコーヒーさんでも注文の仕方によって同様のものを注文できるので試しに味わってみてるもいいでしょう♪
詳しい注文方法や更にアレンジしたエスプレッソコンパナについて気になる方は↓の記事でご紹介していますのでぜひ♪


『エスプレッソマキアート』
こちらもイタリアのカフェでよくみられるメニューです。
本場イタリアでは、エスプレッソのことを「カッフェ」と言うので、正式には『カッフェマキアート』が正しいですが、エスプレッソマキアートでも間違いではありません。
こちらは、エスプレッソに泡立てたミルクを少量注いだものになります。
ミルクのまろやかさがエスプレッソと混ざり、苦味はかなり和らぎます。
しかし、皆さんもよくご存知のカフェラテよりはより濃厚なコーヒーの深みがしっかりと感んじられます。
コーヒー感が一層強まったカフェラテだと思っておけばいいかもしれませんね。
イタリア人はみんな「コーヒーが好き」なのか?
さて、当初私が気になったギモンがこちらです。
エスプレッソの本場と言われるイタリアですが、果たしてイタリア人はみんなあの苦いエスプレッソが好きなのか!?
イタリア人の中には、コーヒー嫌いな人はいないの!?という疑問。
今でこそ考えれば、一人残らず全員コーヒー好き…そんなワケないとわかるのですが、当初の私は本気でイタリア人って実はみんなコーヒー好きなんじゃないかと思ってました…(笑)
しかし、誤解を招かないように言っておくと、イタリア人の中にもちゃんとコーヒー嫌いの方はいます(笑)
そりゃ、そうですよね。
コーヒーが飲めない皆さん、どうぞ安心してください。
コーヒーが飲めないイタリア人だって沢山います。
では、そんなコーヒー嫌いな方たちは何を飲むのかと言うと、例えばカフェに行った際はカモミールティーといった『紅茶』であったり、チョコを溶かしたような濃厚な甘さの『ホットチョコレートドリンク』であったり、オレンジなどの『ジュース』など、人によって様々です。
それぞれ自分に合ったカフェの楽しみ方を見つけて、日常をエンジョイしているわけですね♪
私たちも見習いたいものです!
最後に
本場イタリアで愛されるエスプレッソのツウな飲み方はいかがだったでしょうか?
「苦い!」「まずい!」と日本ではなかなか根付くことのないエスプレッソですが、飲み方を変えてみると「意外と美味しいかも…!」と新たな味に気づくきっかけとなるかもしれません。
これまであまり飲んでこられなかった方も、次カフェに立ち寄った際には、今回ご紹介したツウな飲み方で楽しんでみてはいかがでしょうか?
それではまたお会いしましょう♪
ミル子