ミル子
早速観て来ましたっ!!
有村架純ちゃん主演・川口俊和さん原作の映画…
『コーヒーが冷めないうちに』
気になる感想はのちほどたっぷり披露させて頂くとして、とりあえず映画を観たあと、ひたすら喫茶店でコーヒーが飲みたくなったので、飲んで来ちゃいました…!
映画の世界に半ば浸りながら…。
どうぞあなたもコーヒーの世界へ浸ってみてはいかがでしょうか?
ミル子
『コーヒーが冷めないうちに』はどんな映画?
この映画および原作は、とある喫茶店が舞台のお話です。
その喫茶店というのは、『フニクリフニクラ』というお店。
なんとも可愛らしい名前ですね。
思わず、クレヨンシンちゃんを起用したことで有名なあのウォーターサーバーのCMを思い出してしまいました。
↓コレです、このCM↓
まあ実際は、「フニクリフニクラ」と「クリクラ」は全然関係ありません。
フニクリフニクラは美味しいコーヒーが飲めるー。
クリクラは美味しい水が飲めるー。
この程度の違いです。
ちなみに、コーヒーを淹れるにはいわゆる「軟水」がベスト。
日本の水道水は基本的に軟水なので、コーヒーを淹れるには最適です。
水道水で飲むのがイヤな方は、日本で採れた天然水やボルヴィックがオススメ。
有名なエビアンやヴィッテルなどは硬水ですので、コーヒーにはあまり適しません。
話が逸れましたが、この映画は、とある喫茶店フニクリフニクラを舞台に物語が展開していきます。
とある喫茶店フニクリフニクラは、主人公である時田数(有村架純)と、そのいとこで店主でもある時田流(深水元基)が切り盛りしていて、このお店には“何とも不思議な都市伝説”があるのだとか。
それは、
店内の【ある席】に座ると、望んだとおりの時間に戻ることができるというもの。
ー映画『コーヒーが冷めないうちに』公式サイトより
要するに、【ある席】に座ると過去に戻れるということですね。
みなさんは、戻りたい過去ってありますか?
色んな答えが返ってきそうですが、私の場合は高校時代に戻って、もっと青春しておけばよかったなぁ…なんて思います。
今となってはもう遅いですがね…(笑)
さて、そんな私が喜んで利用させて頂きたいほどの素晴らしいタイムリープができると噂の喫茶店ですが、実はこのタイムリープにもいくつかルールがあり…
それが、
過去に戻れるのは、コーヒーをカップに注いでから、そのコーヒーが冷めてしまうまでの間だけ。
コーヒーが冷めないうちに飲み干さなければならない。
ー映画『コーヒーが冷めないうちに』公式サイトより
というもの。
この他にも4つほどルールがあるんですが、全部言ってしまうとネタバレになりかねないので、ここではあえて省略させて頂きます。
ミル子
そして、これらのルールが、より物語を面白く、切なく、もどかしいほどに展開させていきます…。
過去に戻ったとき、人は誰と会って、何を話すのかー。
この物語の結末がどうなるかは、ぜひ皆さんの目で確かめて欲しいところですね♪
映画鑑賞…そして感想。
映画を観たあと、私は映画館の近くにある喫茶店へと足を運びました。
映画を観たあとの、なんとも言えない気持ちに浸るためです…。
自分はこの映画を観て何を思ったのか?
何を感じて、どんなことを学んだのか?
単に、「面白かった」とか「つまらなかった」とかだけでなく、少しだけ真面目に考えてみました…。
まずこの映画を観て思ったのは、ちょっと大げさかもしれませんが、「人生に対する向き合い方」について。
最近、テレビで誰々が亡くなったといったニュースや、何ともいたたまれない事件を頻繁に耳にしたりしますよね。
そういったニュースを見たり聞いたりして、どこか他人事のような気持ちでいる自分がいたことに気付きました。
「あぁ、今日も無事1日を終えられた。これってすごくありがたいよなー」
そんな気持ちをいつからか忘れていました。
でもよくよく考えてみたら、今自分が生きていて、さらには自分の大切な人も無事でいて、一緒にいられるー。
これって、すごく幸せなことですよね?
私たちは、本当に些細なことにすぐイライラしたりします。
何かあると、すぐ「なんで自分だけこんな目に…」なんて思ったりもします。
でも、もっと大きく物事を捉えて、別にコレで自分の人生が大きく変わるわけでもないし、まあいっか。
これくらいの気持ちを持つことが大事なのかも。
そんな風に思いました。
by明石家さんま
本当にその通りだと思います。
自分も自分の大切な人も、今日を無事に生きていられた…これ以上の幸せってないですもんね。
「1杯のコーヒーが冷めるまでの、ほんの短い時間でも、人生は変わるー」
という映画のキャッチコピーにもあるように、
たった1本の短い映画でも自分の人生や人生に対する考え方は大きく変えていけるー。
そんなことを学べた気がします。
それと同時に、「時間」についても深く考えさせられました。
人生で本当に大切なのは、時間の長さではなく「時間の濃さ」。
かつて世界的な歌姫であるビヨンセが、ずっと憧れの存在であり、ある日突然この世を去ったマイケル・ジャクソンに向けて、
『人生とは、何回息をするかではなく、何回息をのむ瞬間を経験したかである』
(by ビヨンセ)
という言葉を残したように、人生でいかに濃密な時間を過ごせるかが大事なのだと思います。
生きていることへの感謝、生かされていることへの感謝、時間の濃さ…それぞれ忘れずに生きていきたいと思います。
今、大切な人といられる時間を当たり前だと思ってしまっているあなたに。
自分が生きていることを当たり前だと思ってしまっているあなたに。
人生で大切なことを再認識するためにも、ぜひ一度観て頂きたい映画&読んで頂きたい本ですね。
最後に
この映画の放映は、まさに秋のシーズン。
秋といえば読書の秋。
映画を観るのもいいですが、映画を観に行く余裕がない人は、ぜひ本を手にとって、時間のある時に少しずつでも読んでみてはいかがでしょうか?
それではまたお会いしましょう♪
ミル子